「1990年の少年」駄文の実験場

妄想の日々を文書化しブログに流し込む事にしました。例えるなら脳内のトイレです。

ハズキルーペをおしりで踏むときに考えたい三つの事

 

こんにちは。

今年2018年はハズキルーペの年であった。ハズキルーペを1点も持っていない筆者ではあるが、今年はハズキルーペのCMに魅了され、この感動を誰かと共有したくブログに書き残す事にした。きっと来年の改元、「平成」の次の元号は「葉月」になるだろう。それくらいの社会的影響力があるのである(?)

もしこのブログを読んでいるあなたが「男」で、あなたに「彼女」がいるなら、いますぐ彼女におしりを見せてもらうべきであろう。もし彼女のおしりにハズキルーペの型がついているならその女は「菊川玲」である可能性が高いと思われる。

たとえその女が菊川玲でなかったとしても、おしりにハズキルーペの型が付いている女はもれなく「舘ひろし」の娘か、「渡辺謙」の秘書か、「武井咲」のクラブのホステスかいずれかである。いずれの場合であっても女の正体が絞り込みやすなったというものである。

 

■なぜ高級クラブでハズキルーペを売ろうとしているのか

さて、なぜ武井咲の経営する高級クラブでハズキルーペを売ろうとしているのであろうか。まずはこちらを考えてみたい。

CM本編では語られない背景をCMのセリフの端々から妄想で補完してみようと思う。

CM(武井咲編)の冒頭、武井ママは「ハズキルーペをお店で売ります」と高らかに宣言するのである。そして示し合わせたように「小泉孝太郎」が来店する。

そしてお疲れの様子の小泉孝太郎に対し、武井ママは「ハズキルーペ、かけてみて」と促す。

その直後、どこからともなくノートパソコンが現れ「ブルーライト、カットされてる!」である。そして冒頭からここまでわずか5秒の出来事である。

さてみなさん、たった5秒である。

この5秒の間に、
①新規事業の立ち上げ
②新規顧客の開拓
ブルーライトのカット
この3つが完了した事になる。

この短期間でここまでやったのは、このハズキルーペが初めてである。これは世界の経済史をひも解いてみても初めての快挙といってもよいだろう。

いや、実際にCMを見ながら計測してみると20秒かかっていたのだが、もう今さらそんな事はどうでもよいだろう。

そもそも、小泉がいきなり使い始めたノートパソコンはどこから出てきたのであろうか。通常ならパソコンの起動も30秒くらいかかりそうなものである。小泉は常に起動中のノートパソコンの持ち歩いているという事なのだろうか。さすがに業界でも長年活躍できる俳優はどこか一つ抜きんでているという事なのであろう。

そもそもハズキルーペは普段、どこで売っているのであろうか。

ハズキルーペは街の眼鏡屋さん、もしくは家電量販店で多く売られれいる。家電量販店とは「エディオン」や「ヤマダ電機」などである。

さて、ここで考えたいのが高級クラブでハズキルーペを売る事の意味である。

筆者は普段は大阪に住んでいるのだが、かつて東京で仕事をしていた時、ホテルの入口で六本木の高級クラブのホステス嬢の名刺ケースを拾った事があった。

もちろん拾った瞬間は誰の物か分からないのだが、中身を確認した所、クラブの店名とホステス嬢の源氏名が記されている大量の名刺が入っていたのである。そして、ホステス嬢が接客したお客さんから貰ったであろう名刺もいくつか入っていたのである。

そのお客さんの名刺には

「株式会社フジテレビジョン ○○制作部 XXXX」とか

自由民主党 代議士 XXXX」

というような名刺が含まれていたのである。

それを見た私は、少しやばそうな雰囲気を感じ、そっと元の落ちていた場所に戻す事にした。

当時の私には少々刺激が強すぎた、だからその場をそっと立ち去るのしかなかったのである。当時はしがない薄給のサラリーマンであったのだ。(いまもそうですけど?)

さて、高級クラブでハズキルーペを売る意味とは「世の中に影響力のある人に知ってもらう」という事である。テレビ業界の人や、政治家が知っている商品ともなれば、その発信力は並みの人程度ではないだろう。

例えその人に売れなくても、知ってもらう事が重要である。上流階級であろうと下流階級であろうと、口コミの重要さは変わらない。だけども、情報は上から下へ流れるケースが多い。

だから高級クラブでハズキルーペを売るというのはあながち変な話でもないのである。

だが、この場合は本気で売るという感じではなく、ネタにして遊ぶという感覚であろうと思われる。まさに、おしりで踏んだり、踏ませたり、色んな所を踏んでもらったりしているのであろう。

筆者もいつかは高級クラブに行ってみたいものである。もし奢ってくださる方がいましたらTwitterのアカウントに連絡いただけませんでしょうか。


■「武井咲」の読み方について

さて、CM(武井咲編)の終盤、舘ひろしが「これ、咲(えみ)の生まれた年だね」と発言する。

みんな、えっ、パパいつから居たの?という感じである。呼んでもいないのに勝手に人のテーブルに入って来て、勝手にワイン空けてるし…。これには武井ママもやるせない笑顔で返すしかなかっただろう。

さて「武井咲」は「たけいえみ」と読むのであるが、我々は普通に「たけいさき」と読んでしまう。

さて、この機会に「たけいえみ」の読み方を忘れないように覚えられる方法をお教えしようと思う。

「咲」という字は花が咲くという意味を持った漢字であるが、この「咲」という漢字が起源となり「笑」という漢字へ派生したといわれている。そして「笑」という漢字は日本で「笑み(エミ)」という使い方をしている。だから「咲」を「えみ」と読ませるという事ができるのである。

「咲」と「笑」が同じ文字だという事であるが、花が咲くという事が、人々が笑うという事と似ているからではないかと思われる。

漢字も元々は中国で生まれ、日本へ伝えられたものである。日本独自で進化した部分もあるし、中国内でも少しずつ変化していっている部分もある。

中国では「笑」という文字は今でも使用しており意味も同じ「わらう」である。いっぽう「咲」という漢字は今では中国で使われておらず、花が咲くという時は「花開」という。

人の名前一つで、様々な歴史や背景を学習する事ができる、ハズキルーペを良い機会に皆さんも漢字の歴史を勉強してみてはいかがだろうか。


■2018年の忘年会のネタはハズキルーペしかない

さて時間がたつのは早いもので今年ももう年の瀬が近づいてきた。

今年の忘年会は「DA PUMP」の「USA」をまねて踊ったり、ハズキルーペをかけて「世の中の文字は小さすぎて読めなあい!」と叫ぶ人が大量に出現するだろう。「でしょう?」(渡辺謙風)

きっと会社の上級役員がハズキルーペをかけて「○○部長の作った資料は文字が小さすぎて読めなあい!」と叫べば社員は大うけするに違いない。

その後、営業部長あたりが女装した姿で現れて、ハズキルーペをおしりで踏めばこの一連のネタは完成するだろう。

今の時代、女性社員にこの役をやらせるのはパワハラとセクハラの2連コンボが発生する可能性が極めて高い。男がやるという事で一つの落としどころになるのではないかと思われる。

年の瀬と言えば「紅白歌合戦」である。

「菊川玲」も今年は審査員として紅白に出演できるくらいの活躍ぶりではなかっただろうか。

今年はハズキルーペのCMを見るたびに「ハズキルーペ、すごい!」「ハズキルーペだぁい好き!」と一緒に叫びたくなる、毎日そんな気持ちで日々の暮らしを送っていた。筆者を含めそんな人は意外に多いだろう。

菊川玲にはぜひとも「小倉智明」の隣でハズキルーペをかけ、3タイプの拡大率を駆使し色々と観察していただきたいものである。

きっと東大出身の理系の才女である彼女の事だから様々な発見をしてくれるに違いない。

きっと最後は「世界が変わりました」という決め台詞を叫んでくれるだろう。

世界が変わったのは「菊川玲」の今後のキャリアの事なのかもしれない。